2018年7月18日付で、西日本旅行業協同組合の代表理事に就任いたしました松浪です。私自身、旅行業界出身ではありませんが、2006年より中小企業診断士として客観的・専門的な立場から観光ビジネスの研究や経営支援に取り組んでまいりました。その知識・経験を旅行業界の発展に活かすべく、6代目理事長をお引き受けすることになりました。
西日本旅行業協同組合は、1993年(平成5年)に西日本の中小旅行業者の成長と旅行業界の発展を目的に設立された事業協同組合であり、国土交通省の近畿運輸局認可の事業協同組合です。
当組合は、中小旅行業者で構成される事業協同組合ですが、旅行業界の枠に留まらず、製造業・卸売業・小売業・サービス業など、非常に裾野の広い観光業界の発展を視野に入れ、旅行業界と観光関連業界とのwin-win関係を構築できる事業協同組合を目指してまいります。
また、旅行事業は、各国の情勢や地震・台風等の災害にも大きく影響を受ける業界であり、旅行業界特有の薄利多売や長時間労働といった負のスパイラルからの脱却を図り、やりがいのある旅行業界を構築することを目指してまいります。
コロナ禍で、特に中小の旅行業界は疲弊しており、旅行環境も目まぐるしく変化しておりますが、その時代の変化にも柔軟に対応してまいります。
当組合の会員には、第1種〜第3種の旅行業登録を有する旅行会社(正会員)、釣り専門のランドオペレーター(旅行手配業者)、旅行保険会社といった賛助会員が在籍しており、2022年度からは、中小企業診断士等によるコンサルティング事業(経営、事業再構築支援、商品サービス開発支援、新販路開拓支援、企業調査、M&A支援)も開始いたしました。
現在、旅行業に限らず観光業に従事しておられる方、これから起業をお考えの方など、ご興味ある方は、是非、当組合にご連絡いただければ幸いです。
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